【注目スタートアップ_Boomy】🎧AIによる作曲&投稿プラットフォームを提供、誰でも音楽制作可能に
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(画像参照:https://boomy.com/)
今回の注目スタートアップではAIによる作曲と投稿までを実現する【Boomy】についてご紹介いたします!
【企業概要】
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企業名 | Boomy |
地域 | Berkeley, California, United States |
設立年 | 2018/10/25 |
累計資金調達額 | $4.45M(2023年12月時点) |
直近ステージ | シードラウンド |
主な投資家 | Scrum Ventures/Sound Media Ventures/Warner Music Group/First Check Ventures等 |
URL | https://boomy.com/ |
(画像参照:https://www.jfmusicwritterclass.com/entry/boomy_ceo_interview)
【ビジネスモデル】
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(画像:ZUVAにて作成)
背景 | AI技術の発展により、誰でも簡単に音楽を作曲できる時代になっている。 |
ビジネスモデル | BoomyはAIを用いて短時間でオリジナルの曲作成を実現できる音楽制作プラットフォームを提供。 ユーザーは月額の利用料を払い制作プラットフォームを利用することができ、プラットフォームでAIを用いて簡単に曲を作成しspotifyなどのデジタルミュージックプラットフォームに曲をリリースすることができる。またリリースした曲のストーリミング収益はboomyを介して一部ユーザーに渡る |
特徴 | Boomyは協力してくれるニュージシャンやプログラマーを集めて「ジェネレーター」というチームを作り、独自に音楽生成のためのAIアルゴリズムを開発。 権利まわりの対応も徹底しており、ユーザーが作った楽曲にて第三者に権利が帰属する音源などが含まれていた場合、公開を止めるなどの堅牢なプロセスにて対応。 今後の展開として「AIでの歌詞生成」と〇〇風の曲を作りたいを実現する「生成AIによるテキストからの作曲」といった大型の機能アップデートが控えている。 |
顧客 | Boomyの利用者は現在、多くのクリエイターに愛されており、これまでに1,800万曲という膨大な新たな作品を生み出しているこの数値は世界の登録された音楽全体の14%に相当する。 |
【ZUVA Comment】
2023年11月、ワーナーミュージック・グループ傘下のADAワールドワイドとディストリビューション契約を結んだことを発表した。これはデジタル技術を活用した楽曲制作の民主化を示唆するもので、音楽業界における生成AIの導入の先行事例となる。一方、課題としてはBoomyにて作成された曲がspotify上で削除されるといった問題も発生。理由としては音楽制作による著作権の問題ではなくストリーミング再生数を稼ぐことを目的としたAIbotなども発現しており、フェイクストリーム対策などの問題点が今後の課題となっている。
ZUVAではシリコンバレー駐在のベンチャーキャピタリストから最新のトレンドや企業情報を取得し「資金調達」「M&A」「IPO」などの情報を「ZUVA PRO」と言ったデータベースにて提供しております。またデータベースでだけでなく、お探しのテーマに基づいた質の高いスタートアップのアタックリスト(類似・関連・要注目企業リスト)の作成を行う「ZUVA DATA LEAP」といったサービスも提供しております。
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