Boulder Care シリーズCで $35M調達 薬物使用障害向けのデジタル治療を人々に提供
こちらの記事ではシリーズCで$35M調達した薬物使用障害向けのデジタル治療ヘルスプラットフォームを提供しているBoulder Careに関しての直近の資金調達の概要とBoulder Careが提供するサービスの特徴に関して紹介します。
(画像参照: https://www.boulder.care/)
【今回の資金調達概要】
2017年に設立されたBoulder Careは、シリーズCにてAdvance Venture Partners等から総額$35Mの資本調達を完了。同社はアプリベースのプログラムを通じて薬物使用障害向けのデジタル治療を人々に提供。今回の資金調達により、同社は患者と接する職務において、看護師、臨床医、ピアリカバリーのスペシャリスト、ケースマネージャーを含むチームの拡大を計画。また、事業を展開しているオレゴン州、ワシントン州、オハイオ州などでの存在感を深めると共に、来年には新たに2つの州に進出をする予定。
【CEOのコメント】
“CEO of Boulder Care, Stephanie Strong”
“私たちのビジョン、特にメディケイドのビジョンを共有する投資家から資金を調達することは、本当にやりがいのあることです。私たちは、顧客層にサービスを提供し、十分にサービスを受けていない患者のためのツールを確実に構築することに、さらに力を注いでいます。”
(画像参照:https://www.top50indigitalhealth.com/2023-honoree-stephanie-strong)
【企業概要】
オレゴン州ポートランドを拠点とするBoulder Careは、薬物使用障害やアルコール依存症の患者への治療を提供。Boulder Careの治療用アプリにより、患者は手軽にオンラインで医師チームとのコンタクトが可能。Boulder Careを活用する依存症専門医は、オンライン診断を通してオピオイド使用障害の治療薬であるブプレノルフィンの処方も可能。同社は、成人のみではなく青少年へのサービスも提供している。
【ラウンド】Series C
【業種】 #Healthcare #Medical #Telehealth #Therapeutics
【投資家】Advance Venture Partners, Stripes, First Round Capital, Qiming Venture Partners, Laerdal Million Lives Fund
【設立年】2017年
【主要拠点】Portland, Oregon, United States
【累計資金調達額】$85.16M (2024/6月時点)
【サービス概要】
【Boulder careによる他のサポート】
- ピアサポート
- 福祉サービス支援
- 完全なケアマネジメント
クリニックまで行く必要や問診前の待ち時間の心配もいらないバーチャル問診を提供しているBoulder Careは、スボキソンをはじめとする依存症治療薬（MAT）の処方を含め、患者さん一人ひとりに合わせた外来治療を安全な専用アプリを通じて提供。
【ZUVAコメント】
約5,000万人のアメリカ人が薬物使用障害と闘っている中、Boulder Careはアプリを通してバーチャル問診を提供することで、より多くの人々が治療にアクセスを提供する。今回の調達でBoulder Careは、更なるチームの拡大を図り全米においてサービスの展開を図る。
(参照)
https://www.boulder.care/services
https://www.geekwire.com/2024/online-addiction-care-startup-boulder-care-raises-35m/
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